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リボン徽章の各部名称・性質について
花の中心部(花芯)について
花の中心の部分を「花芯」と呼びますが、リボン徽章では「におい」と表現することがあります。実際ににおいがあるわけではありません。ヨシダ産業ではリボンバラにはペップを使用しております。その他の商品は模様の入った紙を使用しております。
弊社のペップ(花芯・におい)は現在自社で独自の色に染めて使用しております。ピンクとオレンジの中間色を採用しております。他社様は黄色系が多いようです。
色について
リボン徽章のピンク色に対して「時色」と表現することがございます。通常は当サイトでも「ピンク」と表記しておりますが、発送の際の箱には「時」と表記される事がございますのでご了承ください。弊社のリボンの色は全てオーダーで作成しているため、他社様と若干色合いが違う場合がございます。
タレについて
リボンバラの下に下がっている赤白のリボンを「タレ」と呼びます。
タレは通常名入れをするために中心が白いリボンになります。両サイドは通常赤ですが別注にて別の色にすることも可能です。
名入れをしないで白いままで使用しても良いです。
タレ自体を付けないで花のみで使用しても問題ございません。
※タレ(花の直径なども)はメーカーにより寸法が若干違いますので他社のものを混ぜて使う時は注意が必要です。
素材について
当社のリボン徽章はコハクリボンを使用しております。コハクリボンはレーヨン素材で作成されております。
レーヨンは現在ほぼ100%中国で生産されておりますが、弊社のリボンは全て日本国内で細幅(ほそはば)に織った本物のリボンです。
※他社のリボン徽章は幅広の生地をスリッターして生地をリボンのようにして作られてるものが多く、厳密にはリボン徽章という名称では呼べないものもありますのでご注意下さい。
耐水性について
通常リボン徽章は耐水性がございません。水にぬれると形が変形したり、色が出てきて服についてしまうこともございます。ご注意ください。弊社の商品も例外ではございません。
屋内での使用を前提としておりますので耐水性がないという事と、コハクリボンの風合いは色止めをすると悪くなるという性質があるためです。そしてとても高価になってしまします。
良い商品の見分け方
リボン徽章は通常ほとんどが手作業で作成されております。つまり作り手の上手さが製品の良さに直結します。同じ寸法の同じ素材を使用しても、作り手によって表情や形が大きく変わってしまいます。
花びらの形や、花びらの位置が均等に広がってるか、花の中心が取れてるか、バランスは良いかなどをご確認ください。
また、同じ大きさのリボン徽章でも花びらの枚数が少なかったりする場合もございます。花びらの枚数はそのままボリューム感やバランス、美しさに直結いたします。
特に輸入品などには、名称は同じでも直径が小さかったり、花びらの枚数が少なかったりする場合がございます。ご注意ください。
つまり簡単な事ですが『ぱっと見て』良いものが良いという事です。そして花の雰囲気が均一である事が望ましいです。
リボン徽章は手作業で作成されております。10個購入して、10個とも微妙には個性があるものですが、明らかに表情が違ってバラバラだったりするのは良くないという事です。
想像してみてください。明らかに美しいリボン徽章と、いびつなリボン徽章をそれぞれ来賓の方に付けて頂くのです。リボン徽章は元来記念品ですし、来賓の方にイヤな気持ちにさせては本末転倒です。すべて一定以上の美しさ、形の統一感(均一さ)が必要です。
リボン徽章(きしょう)と胸章
私が物心ついたころには両親がリボン徽章をすでに製造しておりました。リボン徽章は「リボン徽章」であり、他の呼び名はありませんでしたが、近年「胸章」という言葉が主流になりつつあります。
もともとリボンでできた「徽章(きしょう)」であるのでこの呼び方が正式だと思うのですが、読みにくい事、文字が細かくて見にくい事、検索するのに読み方が解らないために入力できずに「胸章」を造語として使用してるなどが原因かと思います。
幼少のころからなじみのあるリボン徽章という名前を今後も使っていきたいと思いますが弊社も時代の流れに逆らいきれず、「胸章」というワードも取り入れております。